コホート研究
当教室では、地域住民を対象とする複数の前向きコホート研究を行い、多様な研究成果を上げている。
1 三府県コホート研究
1984年1月に宮城県内3市町に居住する40歳以上の住民全員33453人を対象として、生活習慣に関する質問票調査を実施し、そのうち31,345人(93.7%)から有効回答を得た。その後、死亡・がん罹患の状況を追跡している。 大阪府立成人病センター、愛知県がんセンター、東北大学大学院環境保健医学分野などとの共同研究
2 JACC Studyコホート研究
1988年-1990年に、全国45地区に居住する40歳から79歳までの住民127,500人を対象として、生活習慣に関する質問票調査を実施し、110,792人を最低10年追跡している。その後、死亡・がん罹患の状況を追跡している。
23の大学や病院などとの共同研究(計24施設)
3 宮城県コホート研究
1990年6-8月に宮城県内14町村に居住する40歳から64歳までの者全員(51,921人)を対象 として、生活習慣に関する質問票調査を実施し、そのうち47,605人(91.7%)から有効回答を得た。その後、死亡・がん罹患の状況を追跡している。 これにより、生活習慣と発がんとの関連に関する疫学研究を行っている。 宮城県、宮城県対がん協会などとの共同研究
4 大崎国保コホート研究
1994年9-12月に宮城県大崎保健所管内1市13町に居住する40歳から79歳までの国民健康保険加 入者全員(54,996人)を対象として、生活習慣に関する質問票調査を実施し、そのうち52,029人(94.6%)から有効回答を得た。その後、死 亡・がん罹患の状況に加えて、医療費を追跡している。これにより従来の疫学研究(危険因子の同定)に加えて、生活習慣と医療費との関連なども研究してい る。 宮城県、宮城県国民健康保険団体連合会などとの共同研究
5 鶴ヶ谷プロジェクト
2002年、2003年に仙台市宮城野区鶴ヶ谷地区で実施した70歳以上住民に対する総合機能評価(寝た きり予防健診)を中心としたプロジェクト。健診としては高齢者の機能について運動、うつ、認知機能、歯科、生活習慣、動脈硬化等様々な項目について調査を 実施した。2002年健診では対象住民2730名に受診勧奨を行い、1198名が参加、1179名(43.2%)より研究に関する同意を得た。その後、死 亡・入院・医療費等の状況について追跡を行っている。これにより健康長寿に関する要因についての研究を行っている。 宮城野区保健福祉センター、東北大11分野、東北文化学園大の共同研究であり、有所見者に対する介入研究も同時に実施している。
6 西会津コホート研究
2003年6月-7月に福島県耶麻郡西会津町に居住する30歳以上の住民全員6967人を対象として、生活習慣に関する質 問票調査を実施し、そのうち6312人(90.6%)から有効回答を得た。その後、死亡に加え、健診結果、介護保険利用状況を追跡している。コホート研究 であると同時に、地域介入による住民の健康寿命延伸事業を行っている。福島県耶麻郡西会津町との共同研究
7 大崎市民コホート研究
2006年12月に宮城県大崎市に住居する40歳以上の方全員(77,235人)を対象として、生活習慣等に関する質問票 調査を実施し、そのうち49,855人(64.5%)から有効回答を得た。その後、死亡・死因・がん罹患の状況に加えて、介護保険に関する情報を追跡して いる。これにより従来の疫学研究(危険因子の同定)に加えて、生活習慣と要介護状態との関連なども研究している。
Division of Epidemiology, Department of Public
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