東北大学大学院医学系研究科公衆衛生学専攻 公衆衛生学分野

ニュース

2010.10.12

鈴木寿則先生が「第49回全国国保地域医療学会優秀賞」を受賞しました

【受賞の言葉】
仙台白百合女子大学栄養学科・講師 鈴木寿則
 このたび、国保レセプトを用いた分析研究に対して、第49回全国国保地域医療学会優秀賞を受賞させて頂きました。並びに、本研究が全国国診協第14回優秀研究表彰として研究論文集に掲載されることになりました。このような大変栄誉ある賞を受けることができましたのも、これまでご指導ご支援を賜りました東北大学大学院医学系研究科公衆衛生学分野の辻 一郎教授をはじめ諸先生方、宮城県国民健康保険団体連合会の皆さまによるものであり、ここに深く感謝申し上げます。

 今回、受賞式の場となった学会会場は国立京都国際会館でした。振り返れば、私が公衆衛生学分野で大学院生であった時に、現在のライフワークである「レセプト全疾病分析システム」による医療費分析を最初に学会へ発表した場も、平成14年日本公衆衛生学会における同会場でした。はじめて医療費分析の発表を行った彼の地で、その8年後に同システムによる研究で受賞したことに大変感慨深いものがあります。

 法学部出身で、大学院入学当時に疫学などもほとんど分からなかった私が、今日までにわたって研究を継続でき、現在も研究職として公衆衛生学に携わることができますことも皆さまのおかげでございます。重ねて厚く御礼申し上げます。

今後も、より一層の研鑽を積むとともに、国保レセプトを有効活用した地域保健事業の推進、地域住民等の健康増進、公衆衛生の向上に資するよう奮励努力する所存でございますので、変わらぬご指導ご支援の程、何卒、宜しくお願い申し上げます。

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