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2011.2
宇井あかねさんが平成22年度「日本学生支援機構優秀学生顕彰事業・学術部門優秀賞」を受賞しました
【受賞の言葉 】宇井あかね
この度、基礎修練の時からご指導くださった「肝がん罹患と緑茶摂取に関する前向きコホート研究」に対して、独立行政法人日本学生支援機構より優秀学生 顕彰事業の学術部門優秀賞という栄誉ある賞をいただくことができました。私がこのような賞をいただくことができるのは、公衆衛生学分野の先生方、スタッフの方々に出会えたことに尽きると思います。
この教室に来て、疫学という新たな世界を見ることができました。その世界はもしかしたら見ることもなかったのかもと思うとこの出会いに感謝せずにはいられません。私のような何も知らない学生を論文を書くまでに教育してくださるというように、学生と研究室が身近であるということは、私たち学生にとってはとても刺激になり、また大変に貴重なことであったと改めて感じます。
これからも多くの学生が基礎医学、社会医学研究に触れる機会を持つことを心から希望します。
温かく丁寧なご指導を賜りました辻教授、諸先生方、スタッフの方々にこの場をお借りいたしまして、改めて心より感謝申し上げます。
疫学を理解する上で臨床での考え方の必要性も痛感したのも事実です。4月からは臨床の現場で多くのことを学び、研修医として尽力していきたいと思います。そして、まだまだ未熟ではありますが、何らかの形で社会医学に貢献できればと願っています。
(現 八戸市民病院研修医)