東北大学大学院医学系研究科公衆衛生学専攻 公衆衛生学分野

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2021.08.05

丹治史也先生が 「日本私立看護系大学協会 看護学研究奨励賞」を受賞しました

丹治史也先生(日本赤十字秋田看護大学看護学部・講師)が、「2021年度日本私立看護系大学協会 看護学研究奨励賞」を受賞されました。
受賞対象となったのは、大学院生時に調査実施に携わった「中山歩け歩けプロジェクト」についての以下の論文です。

Effect of a financial incentive (shopping point) on increasing the number of daily walking steps among community-dwelling adults in Japan: A randomized controlled trial.
Tanji F, Tomata Y, Abe S, Matsuyama S, Kotaki Y, Nurrika D, Matsumoto K, Liu Y, Zhang S, Lu Y,
Sugawara Y, Bando S, Yamazaki T, Otsuka T, Sone T, Tsuji I.
BMJ Open, 2020 Nov 4;10(11):e037303. doi: 10.1136/bmjopen-2020-037303.

この論文は、仙台市青葉区中山地区の住民を対象として、2018年後半に教室が実施したランダム化比較試験の結果〜金銭的インセンティブを付与することが地域住民の歩数増加に有効であること〜を報告したものであり、研究チームを代表して丹治先生が論文を発表しました。
(詳細は http://www.pbhealth.med.tohoku.ac.jp/publication/pdf/2020/2020_4.pdfをご覧ください)
当時大学院生だった丹治先生が、プロジェクトの実施にあたって、参加者(住民)との円滑なコミュニケーションをはかり、研究者間のチームワークを高める上で、大変重要な貢献をしてくれましたことを、改めて感謝いたします。
丹治先生の今後益々のご活躍を祈念しております。

教授 辻 一郎

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