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2022.05.23
松山紗奈江さんが東北大学大学院医学系研究科「七星賞」を受賞
松山紗奈江さんが令和4年度東北大学大学院医学系研究科女子大学院学生奨励賞(七星賞)を受賞しました。この賞は、優秀な女子大学院学生が自信を持ち、諦めることなく研究者キャリアの道を歩むことを奨励し、医学・医療等の分野で活躍する女性リーダー育成の一翼を担うことを目的として2015年に設立されたもので、今回が7回目となります。
大学院での研究テーマ「日本人高齢者における日本食パターンの健康影響に関するコホート研究」が高い評価を受け、七星賞最優秀賞を受賞し、令和4年度艮陵同窓会(5月21日:オンライン開催)にて表彰を受けました。
松山さんの今後益々のご活躍をお祈り致します。
医学系研究科HP[七星賞受賞者について]
https://www.med.tohoku.ac.jp/5102/
【受賞の言葉】
松山紗奈江
この度、「日本人高齢者における日本食パターンの健康影響に関するコホート研究」というテーマで、東北大学大学院医学系研究科女子大学院学生奨励賞(七星賞)最優秀賞という大変栄誉ある賞をいただき、身に余る光栄でございます。辻 一郎教授をはじめ、ご指導くださった公衆衛生学教室の先生方やスタッフの皆様に心より感謝申し上げます。
私は、介護予防や高齢者の健康の保持・増進に寄与する研究を行いたいとの思いから、公衆衛生学分野博士課程に進学いたしました。在学中の3年半の間に、大崎コホート研究などの研究室が有する豊富な調査データを使用した疫学研究や、国立がん研究センターの先生方との共同研究を行わせていただきました。また、栄養疫学を中心に、ヘルシーエイジング(健康的な老化)や、健康寿命の延伸に寄与する要因の解明などの研究を通じて、多くの学びの機会をいただきました。
まだまだ未熟者ではございますが、今後は、公衆衛生学分野での様々な経験をもとに、疫学的エビデンスを通して社会に貢献できるよう尽力する所存です。
末筆ながら、これまで懇切丁寧なご指導・ご支援をいただきました辻 一郎教授をはじめ、多くの先生方や教室スタッフの皆様に、この場をお借りしまして心より御礼申し上げます。
(現 厚生労働省健康局健康課)